熊本県上益城郡御船町にある藤岡医院は内科・消化器科・小児科を有する地域の皆様の健康に貢献するクリニックであり、がん特殊治療(統合医療)にも力を入れています。副院長の中原先生はがんの心理療法であるサイモントン療法のセラピストでもあり、瞑想や笑いヨガなど、患者さんの健康に良いものを積極的に学び取り入れておられて、多くの患者さんを心身両面から支えていらっしゃいます。https://www.fujiokakai.org/
今回、中原副院長の主宰するホリスティック医学勉強会のプログラムとして風景構成法(アートセラピー)体験会をさせていただきました。
8名の参加者とまずは知り合う時間(チェックイン)を過ごし、本日は2枚の絵を描いて鑑賞し合いました。最初に描いた動物の絵。「動物」というお題は共通でも表現は多彩!描かれた作品を見て、パートナーづくりをするとしたら、みなさんだったらどの作品を組み合わせますか?
お一人ずつの作品を鑑賞し、全員が感じられたところを言葉にして重ねていくことで自分だけでは気づかなかった豊かな気づきや発見があるようです。
【参加者の感想】
「アートセラピー、初めての体験でした。昔見た、なつかしいふる里の風景を描いたんだなあと改めて思いました。」
「日々のことに追われて、ゆっくり絵を描いたり、自分の心と向き合ったりできて、短い時間でしたが穏やかな時間が過ごせました。家族とも話してみたいです。ありがとうございました。」
「山や川や道や田んぼ・・・色々な意味が内包されているのが面白かったです。みなさんが色々コメントをしてくれて、それをシェアし合うのも面白かったです。幼い頃に見た原風景ってすごく大事なんだな〜と。」
「絵の鑑賞は好きだが自分で描くのはとても苦手です。上手に描けないことが一番の理由のように思う。ただこの風景構成法は課題が与えられて描いていくので、描いていくうちに自分のイメージが湧いてきて描いていけるのが安心できた。絵心がなくて、ビミョーな絵になってしまったが、その絵の中に隠された自分の内面が現れることにびっくり。しかし、描いた絵は好きに出来上がったのでよかった。」
「今日はありがとうございました。風景構成法は自分で思いつきで描く中に心の中の表現が一人一人違うんだなと改めて思いました。楽しく参加できました。ありがとうございました。」
「智美さん、今日はありがとうございました。この9年間の自分の変化に驚きながら描きました。以前描いた時は、人が私一人で何も描けず、それが当たり前だと思っていて、皆とのシェアの中で「一人で頑張ってこられたのですね」と言われた時に涙が止まらなくなったことを覚えています。あの時から9年。絵が賑やかになっていることに気づきました。欲張りなほどに賑やか(笑)もっと深掘りすると多分、これからの課題も見えてくると思いました。ありがとうございました。」
「風景構成法、大変楽しい時間でした。またぜひ勉強させてください。」
「久しぶりに絵を描いて、前回とは違うのを少し意識しすぎたかなあとも思いました。動物の絵は全員を比べて全く違うので大変面白かったです。自分の内面を見れるので、詳しく解説して分析までできたらいいなあと思います。楽しいセミナー、ありがとうございました。」
あっという間の2時間でした。
これはどういう意味?何がわかるの?とつい分析や解釈を知りたくなりますが、実はそれは2の次3の次・・・
表現できた!心の内側の風景が描けた!それだけで、必要な変化は始まります。
うちにも来て欲しい・・・という事業所、グループ、フリースクールなどなどお問い合わせよりご連絡いただければ出張もいたします。