アートと対話を活用した組織向けコンサルティングサービスは、社員一人ひとりの意識やマインド、意欲、エンゲージメントなど見えない部分に働きかけ、組織に変革をもたらす革新的なアプローチです。業種、業態、階層、組織課題やその状況に応じて、様々なアプローチ方法があります。
現状認識のためのサーベイ(調査)
この絵は、アメリカの組織心理学者スコット・シマーマンが提示した、どの組織が陥りがちな状態を表している絵です。あなたは、この絵を見て何を感じますか?同じ絵を見ても、関心を持つ部分や捉え方は人それぞれです。向き合うべき組織課題の答えは、組織を表す数や事実ではなく、それを社員(メンバー)がどう捉えているか、その認識の中にあります。組織の状態(現状)を可視化し、組織に内在する課題(聞こえてこない本音)を発見し、社員(メンバー)全員が主体的に自分ごととして向き合い、改善に向けての対話を可能にするサーベイを提供しています。
次のような課題のある組織に効果的です
・リーダー以外が消極的で受け身な組織
・離職が多い組織
・事業の結果に無関心な組織
・仕事を自分ごと化して取り組めていない組織
・会議で不安になるほどアイデアが出ない組織
・成長や学習がない組織
・急成長でチームごとに課題が個別化し、全容を把握しきれていない組織
・コミュニケーション不足がリスクになっている組織(ミス・トラブル・長時間労働など)
新たな価値創造に必須、関係をよくする対話について学ぶ
VUCA時代において、組織における「対話」の重要性がますます高まっています。「対話」を組織文化として定着させ、信頼関係の構築やパフォーマンスの向上を実現する方法を探求します。表面的な会話や議論ではなく、意見や主張の背景にある価値観や前提を受容的に交換し、新たな視点を獲得するための「対話」の実践が学べる体験型の講座を提供します。
次のような課題のある組織に効果的です
・1on1を導入しているがうまくいかない
・新しい意見やアイデアが出てこない
・コロナ禍以降、飲み会が減り、お互いを知る機会が減り、他の交流の機会を模索している
・世代間の隔絶感がある(お互いに何を考えているのかわからない)
・ハラスメント問題に頭を悩ませている
・組織、チームの雰囲気をよくしたいなど
提供メニュー(例)
・「対話」の本質とは何か?
・「聴くこと」と「話すこと」の理解とトレーニング
・対話における対等な関係性の保持方法
・実践を通じた対話の体験とその効果
・対話における適切な振る舞いとマナーの習得など
アート・ダイアローグ・ワークショップ
アートは太古から存在する表現の手段。言葉にならない無意識や思い、願いなどその人自身を表し分かりあえない人たちがわかりあう手段でもあります。アート・ダイアローグは他者の関わりで自分も他者もまだ知らない自己の可能性を開くことができる協働ワークです。絵を描いて見せ合うことは無意識に自己開示し合えた感覚があり、楽しみながら対等性を体現し、関係性が改善されます。
次のような課題のある組織に効果的です
・社員同士の仲が悪い
・上司・リーダーと部下の関係性が悪い(店長とスタッフ、正社員とアルバイトなど)
・研修を受けさせても、身につかない(学習意欲が薄い・座学が苦手・集中力がないなど)
・社員メンバー間に能力差があり、一緒に学ぶことが難しい
・国籍やバックグラウンドの異なるメンバー同士のコミュニケーションが取れていない
・信頼関係が築けない
・相談しやすい雰囲気をつくりたい(声をかけても反応がない)など
アートセラピーを活用したメンタルヘルスマネジメント
1969年精神科医の中井久夫氏が統合失調症患者の内面世界を理解しようと開発した風景構成法はその人の現状認識、心象風景を表す手法です。描かれた絵から様々な情報が読み取れ、それをきっかけに言葉にしにくい、本人も無自覚な心の状態や状況について対話することが可能です。深刻になる手前、自分自身の力で回復可能な段階でケアすることで、長期欠勤や休職、離職など望まない状況が回避できます。他にも様々なアートワークで心の内を解放し、また勇気づけることが可能です。
適材適所、特性を知り人材マネジメントに役立つアートセラピー
アートセッションを通じて、通常の面談等では見えない一人ひとりの特性や強み、隠れた才能などを発見できます。適性を的確に見極め、チーム編成や人員配置等に生かすことが可能です。
経営課題に向き合う経営者・役員の方へ
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